肩こり

このページでは肩こりと股関節転位との関係について説明しています


肩こりも、頭痛、腰痛と共に、人類の三大主訴のひとつですが、
これらの症状をもたらしている原因というのは何でしょうか? たとえば、肩こりがひどくなると頭痛が起きてきたりなど症状というのは重なっておきてくるものではないでしょうか?

肩甲関節の転位

それではまず、肩こりの起こるメカニズムについて、股関節転位の観点から説明いたします。

肩関節は、股関節と同じ全動関節です。
また、関節での上腕骨のはまり方が浅いので、角度が正しい位置からずれやすく、肩関節で上腕骨が前の方にずれて前方転位すると、股関節転位の時と同じように、腕が本来よりも長くなります。
肩関節で上腕骨が2センチずれると、腕が2センチ長くなります。

肩こりのある肩関節にはこういったことが多かれ少なかれ起きています。

そのことにより、肩を覆っている大きな筋肉である僧帽筋が引っ張られて緊張し神経が障害され、肩こりに始まって、首(頚)のこり、腕の痛みなどの頸肩腕症候群、頭痛、歯痛、目の疲れ、手指の障害などが起きてきます。
肩こりをはじめとした上肢の疾患のほとんどは、肩関節の角度異常によるものといえるのです。

根本的アプローチ


それでは、この肩関節の角度異常の根本的な原因は何でしょうか?

肩こりは、はじめは片側の肩に発症します。
脚長差が生じると、股関節の前方転位により長い方の脚の骨盤が前に出るので、全身のバランスが崩れます。股関節・骨盤から波及する歪みは次に背骨をゆがませるのですが、するともう片方の肩も同じように前に転位するようになり両肩共に肩こりになります。

股関節の転位が進行する度合いに比例して、肩関節の転位も進行していき、次第に関節の可動領域が制限されるようになり、肩が回らない、上がらないといった状態に発展すれば、四十肩、五十肩とも呼ばれる症状に繋がっていき、頭痛、腰痛といった他の症状にも悩まされるようになります。

やはり、肩こりも、股関節の角度の異常が原因なのです。

こちらでは肩関節の狂いによる症状を訴えられる方には、肩関節自体の調整を重点的に行いますが、肩関節の狂いをもたらしている股関節から調整をしなければ、それは、一時しのぎにしかならないのです。

股関節の異常を矯正し、左右足の長さをそろえ、前傾、後傾などの前後骨盤の偏りが矯正されば、肩こりの原因である肩関節の転位も必然的に矯正されますし、症状もたちどころに消えてしまいます。   

肩こりの改善例

左足の長い外旋

東村山市在住  R・Mさん  60代

数か月前から、以前より酷かった右の頸、肩の痛みに加え、右側の腕が痺れたようになり、手指に力が入らなくなりました。以前には椎間板ヘルニアの手術を受けられていて長年の腰痛と、両膝の痛み、最近では特に右側が痛みます。

病院で、レントゲンを何枚か撮られ、何処にも異常はないと言われましたが、その後、症状は更に悪化の一途を辿り、いらした時には、親指以外の四指は、曲げたり、物をつかむこともできない状態でした。

左右股関節が外転・外旋し、左股関節の外旋度が右股より大きいため、骨頭が出て、その分だけ左脚が長くなっています。脚長差は1,5センチ程。
両肩関節も共に外旋していて、手の平、肘の向きがご本人も容易に確認できるほどに左右で違っていました

右側の腕が外向きになっているのですが、この右肩関節の転位が、右の頸、肩、腕、手指にかけての症状をもたらしています

初回の矯正後はほとんど動かなかった人差し指、中指を半分程動かすことができるようになりました。

左右の脚長差が縮まるにつれて、手指は人差し指から小指にかけて徐々に自由になっていき、物をつかんだり、握ったり、普通に動くようになりました。
頸、肩の根深い痛みも、だいぶ消えて、顔の右側に感じていたこわばりもなくなり、以前に椎間板ヘルニアの手術を受けられた腰の腰痛もなくなり、右膝に残る痛み以外は14回の矯正ですべての症状がほとんどでないまでに改善されました。

左足の長い外旋

小平市在住  M・Tさん 40代

主訴は左の頸肩腕から肩甲骨ま、背筋に至るまでの広範囲に及ぶコリとひどい痛み、そしてO脚、左右股関節共に外旋・外転して開いていますが、左の股関節の開きが大きく、左骨盤が1センチ程高い状態。

2,3回の矯正で首肩腕の酷い痛みは落ち着き、三ヶ月程で脚長が揃い、症状は全て消失しました。

指三本分開いていた左右の膝もほとんどくっつくまでになりました。

 


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