変形性股関節症 臼蓋形成不全 股関節痛 1

R・Hさん 38才 主婦

主訴は 左側の股関節痛と臀部痛
ここ数ヶ月は、左股関節の痛みが増し、少し歩いただけで痛く、左足をひきずって歩いています。

数年前に左股関節の痛みがひどくなり、整形外科を受診した際に、軽度の変形性股関節症と言われました。
右足が長く、脚長差3センチ程。
臼蓋形成不全である左股関節は、生まれつき作りが不完全で後方転位しやすく、内側にずれ内旋している一方で、仮性延長した方の右の股関節は外旋の度合いが大きく、外側に開きやすくなっています。

脚長差がもたらす骨盤のゆがみが一方向(左側)に、歯止めなくねじれていく方向付けを持った股関節です。
脚長差が進行し、それに伴ってゆがみが全身に波及して行くほどに、左右のアンバランスが増幅される度合いが強いのです。
このタイプの人の特徴として、症状などが局所的に強く出ます。

左肩、左頸の痛み、左腕のしびれ、左股関節の痛み、左臀部痛、左足の甲のつまりと、抑制側である左側に、身の置き所もない程の症状が集中していますが、
これらはいずれも、右脚が長い場合に出る箇所であり、この方の単純系という股関節の状態を裏付けています。
すべては、左脚が仮性短縮し右脚より短くなった事から来る、力学的な症状であると言うことができます。

動きを見させて頂くと、だいたいの動作が左回りになっているのですが、その無意識の動作を46時中支えているのが患足である左足なのです。
内側に捩れている左股関節にたえず重心がかかることで、大腿骨の骨頭部が寛骨臼に強く押し付けられ、関節が動く度にごりごりと音がしています。
可動性を極度に失った左足に重心をかけた状態で、開きやすいほうの右脚を大きく前に出して歩む時生まれる差は、実際には、3センチを優に超えている事でしょう。
無意識に行っている動作で、股関節が更に内旋し、脚長差を更に増大させて行くのです。
股関節の方向付けを変えない限りは、股関節の磨減が進行して行くのは明らかです。

変形性股関節症 臼蓋形成不全 股関節痛 2

http://www.handsoflight.jp

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA