変形性股関節症をはじめとする症状すべての改善例

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臼蓋形成不全症の方の股関節矯正による快善例

両股関節共に臼蓋形成不全と診断されたH・Hさんは、変形性股関節症をはじめとする様々な症状(左仙腸関節炎、腰椎椎間板ヘルニア(軽度)、坐骨神経痛、痙攣を伴う太腿の痛み)が、股関節矯正ですべて改善されました。

以下は、その施術記録の前半部分になります。

股関節に問題があるのではないかと疑う

詳細:H・Hさん 40代 小金井市在住

こちらへいらっしゃる4ヵ月程前、右太もも後ろに走る痛みに耐えかねて整形外科で診察を受けたところ、両股関節共に臼蓋形成不全、左仙腸関節炎、腰椎椎間板ヘルニア(軽度)、坐骨神経痛と診断されました。変形性股関節症(右・軽度)との診断は、その後別の病院で受けました。

3ヵ月半前には、左太もも前にも痙攣を伴う痛みが出て、歩くことが苦痛になりました。この痛みはソフト整体で和らぎ、すでに痛みは感じないですが、右太もも後ろの痛みが逆に強くなりました。あと左坐骨部分に強く痺れを感じます。

医師や理学療法士や整体師には、今回の痛みは股関節には関係ないと言われたそうです。臼蓋形成不全は今回たまたま見つかっただけで、痛みの原因は恐らくヘルニアから、又は、腰痛を悪化させた結果だろうということでした。

治療を続けて2ヵ月余り・・・痛みを和らげる為に鎮痛剤や漢方薬、痛みを取る為にしているリハビリを続けて来ましたが、根本的な解決にはならず、ご自分ではやはり股関節や骨盤に問題があるのではないかと思われて、今回、こちらに足を運ばれました。

症状すべての原因は股関節転位(角度異常)にあり

左足が長く、両股関節共に極度に内旋しています。先天性両股臼蓋形成不全に伴う両股関節の過度の内旋と右股関節の内旋度が高いために起きている脚長差〔左足が長いこと〕がすべての症状の原因になります。

それに加えて両股関節の外転度も大きく重度のO脚であり、と複雑な股関節転位を抱えてらっしゃいます。

右の股関節が左の股関節より内旋度が大きく重心をかけて動作するために、骨頭が臼蓋との間で少しずつ摩耗して行き軽度の変形性股関節症になっているのです。股関節の転位により脊柱に派生した捻転が、腰椎に集中して局所的に神経を圧迫し、腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛が起きています。仙腸関節炎は通常長い足の側に出ることが多く、この方の場合もやはり長い方の左側に出ています。

3ヵ月半前に左太もも前に出た痙攣を伴う痛みがソフト整体で和らいだのは、左股関節を外旋させたからですが、結果的に右股関節を更に内旋させてしまい、その後右太もも後ろの痛みが逆に強くなったのです。

股関節矯正の詳細な記録

初回の施術

両股関節共に極度の内旋と外転の組合わさった股関節の型で、骨盤の高低差は2~3cm。両股共に外旋し右股関節を主に開いて、初回矯正後は骨盤の高低差がほぼ半分に縮まりました。

以後、順調に両股内旋と脚長差が縮まって行くと共に、次第に上記の症状は改善されて行ってます。左仙腸関節炎 腰椎椎間板ヘルニア 坐骨神経痛は完全に消えてしまいました。

10回目の施術

以後も、脚長差は順調に縮まり9回目の矯正時、左右の骨盤の高さはほとんど揃っているかに見える時があります。症状に関しては矯正してしばらくは出ないのですが、週の後半になってくると股関節の角度を矯正された状態に維持できず、痛みが左右の筋肉に出てきますが、股関節痛という感じでは既になくなっています。

矯正動作を間違えたり運動の加減などにより、症状が右の筋肉に出たり左の筋肉に出たりしますが、これは両脚の長さがほぼ揃ってきたとはいえ、両股関節共にまだ過度に内旋している為に起こっています。

変形性股関節症と診断された病院で、臼蓋形成不全の自骨手術を勧められているようですが、臼蓋形成不全自体は生まれつきで今に始まったことではなく、それでも症状がでるまで普通に生活できていたわけです。股関節の内旋が今ほどには進行していなかったからですが、それなら股関節を矯正して状態をそこまで持っていけば問題はありません。

以前に、過度のО脚を気にして内股で歩いて内旋を助長させてしまったようですが、股関節を完全に正常な角度にまで矯正し、今まで一度も経験した事がないほど身体を整えることが可能です。

いただいた感想文はこちら

矯正11回目

現在は、右の太股から脛まであった坐骨神経痛と、仙腸関節痛、椎間板ヘルニアの痛み、股関節痛は左右共に消えている状態です。

その週は右の筋肉に痛みがまったくでなかったそうですが、かなりの好転反応が出ていたという事です。恐らく、左右のバランスがここまで整っているのは初めての体験と思われますから、当然と言えば当然ですが、好転反応がしばらく続いた後、ご本人はとてもすっきりとされていました。

矯正12回目

左足が長い場合である消化器系の機能がだいぶ改善され、小食だったのがたくさん食べられるようになって、酷かった便秘が解消されています。矯正動作等、良く励まれているので、また、新たな好転反応でだるさ、眠気等が起きています

今週は左に臀部痛が出ています。ちょっとした左右のバランスで症状がでてしまうのは、両股共にまだ内旋しているからですが、この調子で運動や矯正動作等無理せず続けていけば、出なくなっていくことでしょう。既に、変形性股関節症が進行していくような股関節の角度ではないと思われます。

矯正13回目

この週は、右側の筋肉に痛みが出ましたが、色々と原因が分かりました。更にやる気が出ていつもの散歩コースを変え、坂道の多い通りを長時間歩かれたそうなのですが、まだまだ過度に内旋している股関節にとっては、負担が大き過ぎたのでしょう。

矯正動作というのは、こういった事への配慮なのですが、症状が出てはじめて気が付き、身について行く事も多いです。調子が良くなって頑張ったのに、症状がまたぶり返す・・・、というのはやりきれない話ですが、たいていは必ず、行った動作の中に原因があります。

すべては股関節の角度の問題なのです。この状態は矯正ですぐに回復出来ますし、間違いに気が付いたら治せば良いのですから、簡単な話ですね。

こういった事を繰り返しながら、正常な股関節へと確実に矯正されていきます。矯正をはじめた当時、飲んでいたたくさんの痛み止めや薬を、今はまったく必要としませんね。この調子なら、走っても、転んでも、症状が出ない・・・そんな日もきっと近い事と思います。

7ヶ月の間に31回の施術を行いました。

左耳の聴覚が良くなる

今回、左耳の聞こえ辛さが良くなったという嬉しい報告を受けました。子供の頃から、左の耳の聞こえが悪くて人の話し声が聞き取り辛い事があったのですが、このところ、左右共に完全な聴覚の状態がずっと続いています。

両股関節共に過度に内旋、内転しているために左右混合した症状が出ていて力学的には明らかに重症でしたが、毎日、私の考案した運動と屈伸とウォーキングを継続して続けられて、左右脚長が完全に揃いかけた今、左半身に感じていた違和感が本格的に改善されはじめて、ようやく左耳の聴覚の状態が良くなってきたのです。

こうなるまでには本当にたくさんの好転反応と、筋肉痛がありました。少し前に首筋がざらざらでこぼことして皮膚からの排毒があったそうですし、現在も、ひと月以上も生殖器系からの排毒がずっと続いています。このところは生理不順が改善されて来ていますし、左足が長い場合である生殖器系の機能の悪さが好転したことによる反応の一種だと思います。

現在の感覚は左半身の頭頂から足先までエネルギーでじんじんに痺れてるということです。矯正後の姿勢の良さには目を見張るものがあります。足の外側の筋肉痛だけしばらくは続いていくと思いますが、臼蓋形成不全を克服するには必要なことですし、様々な病状を遠く後にして、前進を続けています。

毛孔性苔癬が消える

更に今回は、幼少から悩まされていた毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)という皮膚疾患が消えてしまったという嬉しい報告が続きます。

この疾患は小児期に発症して30~40代で治る事も多く、H・Hさんもその時期にあたり股関節矯正に取り組まれたことによって症状が快癒へと促進されたのではないかと思います。両股関節共に過度に内旋していて複雑な股関節転位を抱えてらしたので、左足が長い人でありながら右足が長い場合である左半身にも耳の聞こえ辛さをはじめとして様々な症状を抱え、慢性的な皮膚疾患が現れていたのです。

皮膚の状態は内臓の状態を現し右足が長い場合に悪化する呼吸器系との関連もありますので、左右複雑な股関節転位が改善するに従い呼吸器系、及び内臓の機能が改善され新陳代謝が高まり治ったのだと考えられます。その少し前に出た皮膚のザラザラが示しているのは、体外への毒素の排出作用だと思います。

それにしても、身体の左右バランスが完全になりかけている今、全身の排毒反応と共に長年の症状の治癒が起きている事は偶然ではないのでしょう。左仙腸関節炎が早々と改善した後も左半身に微妙な違和感を覚えていたそうですが、脚長差が揃って左骨盤がそれまでより何かしっくりと来た瞬間があり、その後左耳の聴覚が良くなっていることに気がつかれたそうです。その後、左半身のエネルギーの流れが良くなり心地よいしびれがしばらく続きました。

脚長差が揃う事によって長い方の半身の状態、症状が本格的に改善されたというケースですね。嬉しいご報告をありがとうございました。

いただいたメールをご了承を得て一部転載させていただきました

矯正をはじめられて1年8カ月後

偏平足が治り、О足が快善

主訴が解消された後、完全な健康体を目指して、矯正を月に4~6回ペースで続けられ、1年と8ヶ月が経ち、気にされていた偏平足が治りました。О脚も膝の開きが半分程に改善されています。

これ以上に身体が整う余地はありそうですが、既に、先天性の臼蓋形成不全症でありながら、症状はすべて消失した状態です。

おわりに

姿勢は見違えるほど良くなり、歪んでいたお顔もほとんど左右対称のように見えます。矯正をはじめた当初は手術との間を気持ちが揺れ動いていましたが、体にメスを入れることなく、このような健康体となられたのです。


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